無垢材って何?その種類と特徴をご紹介します|上越市で自然素材の住宅を建てるならミタムラ
「自然素材の家を建てたい」 そう思っていろいろ調べていると無垢材という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
無垢材とは、建築で一般的に用いられる「集成材」と比較して使われる言葉で、原木から直接加工した建材のことです。
今回は無垢材についてその種類と特徴についてご紹介していきます。
□無垢材とは
近年の建築では、一般的に「集成材」と呼ばれる建材が用いられています。
これは板材を接着剤で張り合わせることで作られています。
寸法にあまり変化がなく、板材なので材料を無駄にしなくてよいため、ここ十数年ほどで急激に普及した建材です。
一方無垢材とは、原木を張り合わせることなくそのまま必要な大きさに加工することで作られる建材です。
歴史的な建造物はすべてこの無垢材でできており、千年以上も続く歴史的で非常に耐久性のある建材なのです。
□種類と特徴
それではこの無垢材にはどんな種類があるのでしょうか。
・スギ
スギは日本の和風の建築によく用いられる、日本の代表的な建材です。
やわらかく、肌触りが良い点が特徴です。
また、木目も美しく、ほのかにスギ特有の良い香りがします。
・オーク(ナラ)
オークは無垢材を代表する樹木です。
ウイスキーの樽や船の材料として古くから使われており、重厚感があります。
硬さがあるため傷がつきにくく、耐久性に優れています。
時間がたつほどに魅力を増す木目も味があります。
・パイン(松)
パインは優しい色味と、個性的な木目を持ちます。
やわらかいことが最大の特徴で、衝撃を吸収してくれるという特徴があります。
また、他の種類の無垢材と比べ、比較的手頃な価格で手に入ります。
・チーク
チークは渋い深みのある飴色がおしゃれな材木です。
これはチークに含まれる油分が時間を経ることによって変化していくことによる色です。
適度な軽さと耐久性があり、水にも強いという特徴があります。
・メープル(カエデ)
メープルは楽器にも用いられることもあり、木目が美しく光沢があることが特徴です。
清潔感のある白めの色合いであるので、お部屋を明るい雰囲気にすることができます。
・ウォークナット(クルミ)
ウォークナットは欧米で古くから床材として用いられてきた定番の建材です。
ダークブラウンで光沢があり、一気におしゃれな雰囲気を演出してくれます。
硬く弾性があるため、ライフルの銃床としても用いられます。
□最後に
今回は無垢材の種類とそれぞれの特徴についてご紹介しました。
無垢材と一括りに言っても、たくさんの種類があり、それぞれの特徴や醸し出す雰囲気は異なっています。
弊社では自然素材である無垢材にこだわった家づくりを行っています。
使い込むほどに魅力を増す無垢材の家に住んでみませんか。